2018-01-01から1年間の記事一覧

さよつぐSS 「夜の彼方」

悪夢を見る。 私はなにも見えない暗闇の中一人立っている。真っ黒に塗り潰された視界を前に、私は不安に駆られながら必死に出口を探す。背中を這い回る寒々しいほど確かでいやな予感。ここは…ここは怖い。早く出なければ。早く。ここには居たくない。 そう思…

少女終末旅行感想

ネタバレ含みます 最終巻まで読めたので以下個人的感想書きました~ ▽少女生きるのは最高だったよね、好きすぎて2回言いました もうなんか…………もう……この子達は純粋すぎてまぶしいな…って思って こんなボロボロの世界で何もかも無くして、 大好きだった本も…

短歌置くところ

短歌を置くところがもう全然ないのでここに置くことにします!時々ふやしていくと思います ほんとは結構前にTwitterにちょこちょこあげてたやつも置きたいんですけど、、、なんとデータを消してしまった上、自分でつくった歌を覚えてないんですね 掟上今日子…

宝石の国現パロ小説『海辺の放課後』

生ぬるい風が潮の匂いを運びながらゆるゆると僕の頬を撫で去っていく。空は雲ひとつない快晴で、僕は太陽の熱をじりじりと反射している真新しい舗装道路の上を軽やかに駆けながら鼻唄を歌っていた。僕の適当な旋律にあわせて紺色のセーラー服の襟が揺れてい…